その重厚感・高級感から人気の高い磁器タイル外壁は、高いメンテナンス性でオーナー様の助けになります。自然素材からなるタイル外壁は、再塗装が不要のため、建物の一生にかかる費用、ライフサイクルコスト(LCC)を抑えることができます。レトアは、磁器タイルを防水性に優れたSFCボードに接着力の高い有機質接着剤(弾性エポキシ接着剤)※で貼ることにより、化粧目地をなくし耐久性と防水性を向上させています。
※貼り付け材料にはセメント系材料と、有機質接着剤があります。セメント系材料の場合、1時間を経過すると接着力が落ちるため施工者の技量に大きく左右されます。一方セキスイが採用している有機質接着剤は、緩やかに硬化するため安定した仕上がりと接着力が得られます。
磁器タイルは、1300℃もの高温で焼きしめられ、石のように硬くなる粘土の性質を生かしたタイルです。陶磁器に分類されるタイルの中でも、特に高温で焼きしめられる磁器タイルが、火に強いのは言うまでもありません。また、凍結によるひび割れが少ない、さらに汚れがつきにくいなどメンテナンスも最小限ですむ外壁素材。永く美しい外観を保ち資産価値を維持します。
ホコリや廃棄ガスなどの汚れは、タイルの上につくられた薄い水の膜が吸収。雨水が汚れを洗い流すので、永く新築のような美しさを維持。定期的な防水処理や再塗装などが必要な塗装外壁、サイディング外壁と比べメンテナンスコストを大幅に削減できます。
燃えないのはもちろん、直接火があたっても変形・変色が起こりにくい性質で、ガスバーナーの火をあてても焦げ目すらつきません。
- ※タイルそのものの性能です。
- ※ガスバーナーの火を、30㎝の距離から30秒当てた場合(INAX調べ)。
ドライバーなどの金属工具で引っ掻く程度なら、通常ではキズがつく心配はありません。
温度や紫外線に強く、耐えず太陽光にさらされる外壁には最適な素材です。
吸水率が低いため、割れたり剥がれたりといった凍害もほとんどありません。
タイルは無機質で安定しているため耐薬品性にも優れています。